八王子市・立川市の中小企業こそ取り組むべきオウンドメディアとは

数あるWEBマーケティング施策の中でも、代表的な”オウンドメディア”。
よくわからないけど言葉は聞いたことがある、という方が多いのではないでしょうか。

この記事では、オウンドメディアの定義から運用するメリット、失敗しないためのポイント、費用相場などを網羅的に解説していきます。
クライアントの支援だけでなく、私たち自身でもオウンドメディアを10年以上運用して培ったノウハウを詰め込みました。

これから解説する内容を参考にすれば、自社がオウンドメディアを始めるべきか判断できるようになるはずです。

目次

そもそもオウンドメディアって何?

広義では、ホームページやブログだけでなく、SNSやメールマガジンもオウンドメディアに含まれます。
ただ、一般的には、自社で運営するブログやWEBマガジンを指して使われることが多いです。

この記事でも

オウンドメディア=自社で運営するブログやWebマガジン

として解説を進めていきます。

WEBマーケティングで活用する、その他2つのメディアと比較したメリット・デメリットも把握しておくと、オウンドメディアへの理解がより深まるはずです。

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メディアの種類概要メリットデメリット
オウンドメディア自社が保有・管理するブログやWEBマガジン・検索経由のアクセスと記事が資産として積み上がる
・自社の専門性や想いを自由に表現できる
・成果が出るまでに時間がかかる
SEOの知識とメディアの設計力が必要
・継続するための体制作りがマスト
ペイドメディア広告費を支払って掲載するメディア(リスティング広告・テレビ広告など)・即効性がある
・WEB広告の場合は配信するターゲットを細かく絞れる
・集客し続けるには広告費を支払い続ける必要がある
・競合が多い or 増えると単価が高くなる
アーンドメディアSNS・口コミサイトなど、消費者側が自発的に発信するメディア・評価が良ければ自社への信頼性が高まる
・拡散力が高い
・コントロールできない
・再現性が低い
・炎上リスクがある

中小企業がオウンドメディアを活用して実現できること

オウンドメディアを活用する最大の目的は

自社のサービスや商品を認知させ、好きになってもらうこと

です。

コーポレートサイトや広告だけではアプローチしにくい、自社のサービスや商品を認知していないお客さまから購入にいたるまでの幅広い層へ、オウンドメディアならアプローチできます。

さまざまな段階のお客さまに対して、以下のような情報を発信することで、知ってもらうだけでなく好きになってもらうことが可能です。

  • お客さまの悩みを解決する専門的な情報
  • サービスや商品開発に関する想いやストーリー
  • サービスや商品を選ぶために必要な知識

競合他社に奪われにくい強固な関係を築けることも、オウンドメディアを運用するメリットのひとつです。

オウンドメディアは何を目標に運用すればいいの?

情報発信するための媒体であるため、オウンドメディア自体の目標を売上や利益にしないようにしてください。
売上や利益を目的にしてしまうと、オウンドメディアの効果を正しく評価できなくなります。

その成果を正しく評価するためには、以下の目標を立てて効果検証していくのがおすすめです。

  • 自社サービスのリード獲得数
  • コーポレートサイトやECサイトへの送客数

自社サービスのリード獲得数

オウンドメディアでリード獲得

BtoBの企業やBtoCでも高単価のサービスや商品を提供している場合、オウンドメディアは見込み客のメールアドレスや電話番号の獲得数を目標にするのがおすすめです。

例えば、税理士事務所が運用するオウンドメディアであれば、

  • 節税に関する記事を作成
  • 記事内に節税チェックリストがダウンロードできるフォームを設置
  • メールアドレスを獲得

といった導線を作るイメージです。
この場合、リード獲得数と獲得したリードの確度の高さがオウンドメディアの主な目標となります。

コーポレートサイトやECサイトへの送客数

オウンドメディアからコーポレートサイトやECサイトへ送客

BtoCの場合、オウンドメディアで獲得したアクセスをコーポレートサイトやECサイトへ送客し、送客先でお問合せ・注文してもらえる導線を作るのがおすすめです。

この場合、以下を目標に設定するとオウンドメディアの成果を評価しやすくなります。

  • オウンドメディア経由のコーポレートサイトやECサイトのアクセス数
  • オウンドメディア経由のお問合せ数・注文数

もちろん、BtoBの場合でも、オウンドメディア→コーポレートサイト→お問合せ獲得といった導線は効果的です。

オウンドメディアで成功するために欠かせない「コンテンツSEO」

コンテンツSEO

オウンドメディア経由で集客するためには、SEOへの理解と取り組みが必須となります。

自社の伝えたいことだけを書いた記事がいくらあっても、オウンドメディアにアクセスは集まりません。
制作した記事が特定のキーワードで上位表示して初めてアクセスが集まります。

もちろん、広告を出してオウンドメディアにアクセスを集めることも可能ですが、おすすめできません。
検索経由のアクセス数と記事が積み上がっていくことで、集客コストが逓減していくというオウンドメディアのメリットを打ち消してしまうからです。

といってもSEO全般の知識が必要となるわけではありません。
SEOの基本と「コンテンツSEO」のポイントだけ押さえておけば充分です。

コンテンツSEOとは、ユーザーにとって価値の高いコンテンツを提供することで、Googleなどの検索エンジンから評価してもらい、検索からの流入を増やす施策のこと。

SEOの基本とコンテンツSEOについては、別のコラムで解説しているので合わせて参考にしてください。

中小企業こそオウンドメディアに取り組むべき3つの理由

これまで400社以上のWEB集客を支援させていただいたNomad Community(ノマドコミュニティ)では、中小企業こそオウンドメディアに取り組むべきだと考えております。

その理由を一言でまとめると、

大手が参入しづらいニッチな場所で、中小企業ならではの強みを発揮できるから

です。

ここからはより具体的に、その理由を解説していきます。

1. ユーザーにとって価値のある独自性が高い情報を発信しやすい

独自性の高い情報がユーザーにとって価値がある

大きな組織の場合、コンテンツを公開するまでに、多くの責任者や担当者のチェック・修正が入る傾向があります。
そうなると、公開までのスピードが遅くなるだけでなく、修正する過程でリスクや認識の齟齬を生みかねない内容は削られていきます。
その過程で自社独自の意見や専門性がなくなり、一般的な内容へと収束するケースが多いです。

組織が大きくなれば利害関係者が増えるため、必然とも言えます。
ただ、一般的な内容が書かれた記事は、検索エンジンから評価されにくく、検索からアクセスを集めるのが難しくなります。

一方で、経営者の裁量だけで情報発信が可能な中小企業は多いため、必然的に独自の意見や自社の専門性を伝える記事ができやすい傾向があります。

独自の意見や自社の専門性こそが、お客さまにとって価値のある情報であり、関係性を構築するキーポイント。

このキーポイントを押さえやすい組織構造があるからこそ、中小企業こそオウンドメディアを活用しに取り組むべきだと考える理由のひとつです。

2. 運用を続ければ続けるほど集客コストが逓減する

オウンドメディアは運用を継続することで集客コストを下げられる

さまざまなキーワードで上位表示でき、お客さまに価値を感じてもらえる記事を増やしていくことで、集客コストは逓減していきます。

広告を出さなくても、営業担当が動かなくても、お客さまを24時間集め育て続けてくれるオウンドメディアを構築できれば、広告費削減だけでなくさまざまな営業活動も効率化してくれるでしょう。

マーケティング予算や人的リソースが比較的少ない傾向にある中小企業こそ、オウンドメディアの恩恵は大きいはずです。

3. 認知度を高められる

オウンドメディアの活用で知名度を高める

中小企業が集客する際にぶつかる最初の壁が、自社サービスや商品の認知度の低さです。
サービスや商品の魅力を伝えるホームページを作っても認知度が低いため、アクセスがほとんどなく、お問合せも発生しないケースを多く見てきました。

オウンドメディアを活用すれば、まだ自社サービスや商品を知らない人が情報収集するタイミングで、その人が困っていることを解決する情報を提供し、自社のサービスや商品を紹介できるため、認知度を自然に高められます。

オウンドメディアの運用で失敗しないために押さえるべき5つのポイント

数多くのオウンドメディアを運用してきたNomad Communityが考える、失敗しないために押さえておくべきポイントを5つに絞って紹介します。
オウンドメディアにかけた時間・労力・費用を無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてください。

1. 運用し続けられる体制・仕組みを作る

オウンドメディアを運用する体制づくり

オウンドメディアで成果を出す土台となるのが、記事を作成・更新し続ける体制・仕組みです。

オウンドメディアの記事を上位表示させるには、ある程度の記事数が必要であることに加え、いくら良い記事を書いても、新しい情報が出たタイミングや新しい知見や技術を得たタイミングで更新しないと、その記事は陳腐化してしまいます。
その結果、アクセスが集まらなかったり、記事を読んだお客さまから信頼してもらえなかったりします。

継続して記事を作成するためには、担当者を立てるだけでは不十分。
その担当者が業務として、オウンドメディアの運用に時間を使える仕組みを整備した上で、進捗とクオリティを管理する体制を作る必要があります。

もし経営者自身がオウンドメディアを運用するなら「週に何時間はオウンドメディアに使う」と決めて、習慣化するのがおすすめです。

2. 自社の専門性や経験、強みを活かせるテーマに絞る

専門性を活かしたオウンドメディア

オウンドメディアに取り組む企業は増えているため、競合の多いテーマや普遍的な情報しか発信できないテーマを選ぶのは避けてください。

上述したテーマを選んでしまうと、

  • 自社のオウンドメディアが検索結果に表示されず、誰にも見られない
  • そのテーマに関する専門性をお客さまに感じてもらえず、信頼感を得られない

という可能性が高く、運用しても成果が出ません。

節税が得意な税理士事務所を例にすると、税務全般ではなく節税をテーマにしたオウンドメディアにするのがおすすめ。
もし中小企業向けの節税が得意であれば「中小企業向けの節税」、事業承継の節税対策が得意であれば「事業承継時の節税」まで絞ると、さらに成果が出やすくなります。

テーマを絞ることで競合が少なくなるのはもちろん、自社の専門性や経験を活かした記事を作成しやすくなるのも大きなメリットです。
自社の専門性や経験を活かした記事は独自性が高く、検索からアクセスを集める大きな武器となります。

3. 目的・目標を達成できる可能性が高いキーワードを対策する

目的・目標達成に貢献するキーワード選定

先述した通り、オウンドメディアを見てもらうにはSEOが必須となります。
SEO対策で最も重要なのがキーワード選びです。

実際にキーワード選びを間違えているため、月間20万回のアクセスがあるのにお問合せが全く発生しない中小企業から相談を受けたこともあります。
キーワードを選ばずに記事を闇雲に作成している企業も多く見てきましたが、そのほとんどが成果を実感できていませんでした。

キーワードを選ぶポイントについては、別途記事を作成して解説する予定なので、ぜひそちらを参考にしていただければと思います。

4. 地域性を取り入れた記事を制作する

地域性を取り入れた記事

自社の主な商圏となる八王子市や立川市といった西東京エリアのお客様を増やしたい場合、地域性を取り入れた記事を制作することも重要です。
業種やサービス、商品にもよりますが、自身が住んでいる地域に根付いた企業、特別な想いがある企業は、その地域の方に親近感や信頼感を持ってもらいやすい傾向があります。

また、地域性を取り入れたコンテンツを発信し続けることで、地域でサービスや商品を探している方が検索する以下のキーワードで上位表示しやすくなります。

地域名 × 業種名例:八王子 税理士、立川 不動産
地域名 × サービス名例:八王子 税務相談、立川 不動産売却

これらはお問合せに繋がる可能性が高いため、対策しておくべきキーワードです。

地域性を取り入れたコンテンツが思いつかない場合でも、

  • 地域のお客さまの声
  • 地域のお客さまの事例

は必ず作れるはず。

この2つはアクセスを集めるだけでなく、信頼性を得るためにも重要なコンテンツなので、優先的に取り組むことをおすすめします。

5. AIツールを活用しても必ず人の手は入れる

生成AIでできた記事をそのまま使うのはNG

このコラムを執筆している時点では、ChatGPTやGeminiで生成した記事をそのまま公開しても、成果が出ない可能性が高いです。

生成AIツールは進化し続けており、自然な日本語の文章を作ることもできるようになってきました。
ただ、人の手を入れないと、内容が「普遍的な情報」「一般的な意見」になってしまう傾向が強く、独自性の高い記事を作るのは難しいです。

そのため、生成AIツールで記事構成や文章作成した場合でも、自社の専門性や意見がしっかり取り入れられてるかは最低限チェックしておきましょう。

オウンドメディアの立ち上げから運用までの流れ

ここからは立ち上げから運用するまでの流れを簡単に紹介していきます。
全体像を把握しておくことで、社内の運用体制を決めやすくなるだけでなく、外注する際もどの部分を依頼するか決めやすくなります。

効率良く進めるポイントも合わせて紹介するので、これからオウンドメディアを立ち上げる企業の経営者や担当者の方はぜひ参考にしてください。

STEP1:目的と目標の設定

最初から大きな目的と目標を立ててしまうと、正しく効果を検証できず、成果が出ている実感も持てないため、継続が難しくなります。
そのため、フェーズに合わせた目的と目標を設定するのがおすすめです。

以下の表を指標に、途中で挫折しないような目的と目標を設定してみてください。

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フェーズ1フェーズ2フェーズ3
目的記事制作の体制とフロー確立するメディアの効果を正しく把握し、小さな成果を実感するリードの獲得
目標記事制作本数:30本月間PV(アクセス):300リード獲得件数:1件
作業記事の企画と制作に集中・制作した記事に相互リンクを設置
・対策したキーワードの順位を確認
・記事のアクセス数を確認
・アクセスがない記事の改善
・リード獲得のフォームを記事に設置
・検討段階のお客さまが検索するキーワードを狙う記事を対策
・対策したキーワードの検索順位を週1回チェック
ポイント・競合が少なく上位表示しやすいキーワードを対策
・書きやすい記事から制作する
フェーズ2のスタート前にGA4とサーチコンソールを導入する検討段階のお客さまが見ている可能性が高い記事にフォームを設置する

フェーズ3まで進めたら、あとは目標とするリードの獲得件数などを増やしていきましょう。
フェーズ1〜2までは、運用体制の確立を目的・目標にすれば継続しやすくなるはずです。
オウンドメディアは「小さく始めて大きく育てる」という意識が大切。

STEP2:運用方針を決める

立ち上げる前に以下の内容を決定し、関わる人に共有しておくことで、記事の内容がブレづらくなります。

  • 誰に向けて情報発信するか
  • その人へ情報発信することでどんな価値を提供したいか

例えば、今お読みいただいているNomad Communityのコラムは以下の方針で運用しています。

ターゲット・西東京エリアの中小企業の経営者 / 個人事業主
・ホームページはあるが、集客につながっていない
・誰に相談したら良いか困っていて、自分で情報収集してる
提供する価値・中小企業や個人事業主が制作会社選びに困らないだけの知識を得られる(=自分である程度、WEB集客の方向性を固められる)
・自社や事業主自身が実践できる具体的な知識や情報を得られる

また、対策するキーワードも先に洗い出しておくと、記事の企画を考えやすくなるだけでなく、記事制作スケジュールも立てやすくなります。

STEP3:運用体制を決める

Nomad Communityとしては、専門知識が必要な部分は外注し、記事の企画・制作は自社で行う体制が効率が良いと考えています。

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自社で行うこと外注に依頼すること
・記事の企画
・記事の制作(執筆・写真の選定・システムへ入稿)
・過去に制作した記事の更新
・対策すべきキーワードの選定
・記事の効果測定
・SEO観点で制作した記事のフィードバック

記事制作が大きな負担となる場合は、外注することも検討してください。
ただ、その場合でも以下2点は必ず実施することをおすすめします。

  • 記事内で伝えたい知識や技術、経験を外注先に共有する
  • 記事の内容を自社の知見として発信しても問題ないかチェックする

4. オウンドメディアのドメインを決める

オウンドメディアのドメイン

ドメインとは、Web上の住所のようなものです。
私たちNomad Communityであれば、「nomadcommunity.net」というドメインを取得しています。

既にホームページを持っている場合、そのドメインをオウンドメディアでも使用するのがおすすめ。
新しくドメインを取得すると追加費用が発生するだけでなく、ドメインパワーもゼロからのスタートになるため、既存のドメインを使用する方がメリットは大きいです。

用語説明

ドメインパワー:Googleなどの検索エンジンから受けているドメインの評価・信頼性。
ドメインパワーが高いドメインほど、検索結果に表示されるまでの期間が短く、検索順位も上がりやすい傾向があります。

既存のドメインを使用する場合、以下のような「サブディレクトリ」という形で運用するとSEO観点で大きなメリットを得られます。

  • ホームページのドメイン:〇〇〇〇.jp
  • オウンドメディアのドメイン:〇〇〇〇/△△△.jp

オウンドメディアの目的や内容によっては、「サブドメイン」という方法で運用した方が良い場合もありますが、基本的には「サブディレクトリ」を選ぶのがおすすめです。

5. オウンドメディアを構築するCMSを決める

オウンドメディアのCMS選定

CMSとは、専門知識や技術がなくてもホームページやオウンドメディアの記事を制作・更新できるシステムのことです。
さまざまなCMSがありますが、おすすめはWordpressです。

WordPressは拡張性が高いだけでなく、一旦構築してしまえばCMSの利用料はかかりません。
ただ、構築するためにはある程度の専門知識と技術が必要になります。

そのため、制作会社などにWordpressを自社で運用・更新できるように構築してもらい、運用自体は自社で行う形で進めるのがおすすめです。

>> Nomad Communityのオウンドメディア制作サービスはこちら

6. 記事を制作する

オウンドメディアの記事制作

オウンドメディアを構築してもらったら、まずは30本を目標に記事を制作していきましょう。
過去の経験上、30本の記事を制作した段階で検索経由のアクセスが集まり始め、早い方はその段階からお問合せや資料請求なども発生してきます。

7. 記事の効果検証と改善

記事の効果検証

オウンドメディアを立ち上げたら、記事の検索順位やアクセス数を頻繁に確認したくなると思います。
ただ、記事の本数もアクセス数も少ない状態では、効果を検証できるだけのデータが揃っていないため、効果を正しく検証できません。

それよりも立ち上げ後は、記事制作に集中しましょう。
記事を30本公開してから、効果検証を始めるのがおすすめです。

効果検証する際、

  • 記事で対策しているキーワードの検索順位
  • 記事のアクセス数

だけでなく、記事がどれくらい見られているかも確認しましょう。
記事の滞在時間が短い場合、お客さまにとって必要な情報がない、もしくは記事の内容がわかりづらいため、改善が必要です。

オウンドメディアの費用相場

ここからはオウンドメディアの立ち上げ、運用を依頼する際の費用相場を紹介していきます。

立ち上げにかかる費用の相場

制作会社へ依頼せず、自社で立ち上げる場合の費用は3万円程度。
ただ、社内の人材だけでオウンドメディアを立ち上げるのは難しいケースが多いため、制作会社へ依頼する企業が多いです。その場合、50〜150万円が相場となります。
自社専用のシステムを構築したり、カスタマイズまで依頼すると300万円かかることも少なくありません。

以下は項目別に相場をまとめた表となります。

項目自社で対応制作会社へ依頼
初期設計・構築(デザイン含む)数千円〜数万円50万〜300万円
ドメイン取得0〜3,000円0〜3,000円
サーバー費用1,000〜5,000円1,000〜5,000円

運用費の相場

制作会社へ運用を丸投げする場合、1ヶ月50〜100万円程度かかるケースが多いです。

保守・管理費1万円〜10万円 / 月
記事制作費5,000円〜15万円 / 1本
編集・ディレクション費用10万〜30万円 / 月
SEO対策・コンサル費用5万〜30万円 / 月

ただ、依頼する範囲を絞れば費用は抑えられます。
自社の予算と対応できる範囲を確認した上で、制作会社と相談して依頼する範囲を決めるのがおすすめ。

また、オウンドメディアのフェーズに合わせて外注する範囲を変えることが、投資対効果を高めるポイント。

  • 立ち上げ直後は記事の企画から制作まで外注し、内製化するためにマニュアルも整備してもらう
  • 記事が充実してきたら、記事の企画から制作まで社内で行い、専門的な部分だけチェックを依頼
  • 記事制作に慣れてきたら、効果検証とSEO対策のアドバイスだけを依頼

といった形で運用していけば、少しずつ外注費を減らせます。

>> Nomad Communityのオウンドメディア運用代行はこちら

価格差が大きい記事制作費

記事制作費は依頼先によって、価格差が大きい項目です。
会社やライターによっても異なりますが、SEOを目的とした記事制作の場合、以下の工程があります。

  1. 記事の企画
  2. SEO観点での競合調査
  3. 記事の構成作成
  4. 原稿作成
  5. 記事で使用する画像選定
  6. 記事の入稿(CMSへの登録)

この工程のどこまでを依頼するかによって、単価は大きく変わります。
また、依頼する内容は同じでも、ライターや会社のスキル・知識によっても単価は変動します。

安く抑えようと思えば、1本5,000円程度でも依頼できますが、安ければ安いほどクオリティも低い傾向があります。
もちろん、低単価でもクオリティの高い記事を制作してくれる会社・個人のライターも稀にいますが、見つけるまでに相当な労力と時間がかかることは覚悟した方が良いです。

ただ、記事の質がオウンドメディアの成果に直結するため、他の費用は抑えてでも記事制作費には投資することを強くおすすめします。

オウンドメディア制作・運用を依頼する会社を選ぶ4つのポイント

オウンドメディアの運用はスポットで終わるものではないため、依頼する会社選びが成果を大きく左右します。
これから紹介する4つのポイントを押さえれば、依頼先選びに失敗する可能性はかなり下げられるはずです。

1. 目標達成するまで伴走してくれる

「制作したら終わり」というスタンス、サービス内容の会社を選ぶのは極力避けることをおすすめします。
オウンドメディアは記事制作と効果検証、改善し続けることで初めて成果が出る施策。

だからこそ、目標達成を共に目指してくれる姿勢やスタンス、サービス内容の会社を選ぶ必要があります。

この姿勢やスタンスがないと「オウンドメディアを作ってもらったけど、どう運用したら良いかわからない」という状態に陥ってしまいます。

2. 会社の状況やフェーズに合わせて柔軟に対応してくれる

会社の予算やオウンドメディアの状況に合わせて、柔軟にサービス内容や対応範囲を変えてくれる会社を選べば、無理のない範囲で運用し続けられるはずです。
契約前にサービス内容は途中でも変えられるのか、どこまで柔軟に対応してくれるのか確認することをおすすめします。

3. SEOの知識と経験が豊富

この記事でお伝えした通り、オウンドメディアで成果を出すためにはSEOが必須。
デザインやコンテンツ制作に関するノウハウや経験しかない会社を選んでしまうと、見た目が良くて記事の内容も良いのに、アクセスが集まらないオウンドメディアになってしまう可能性が高いです。

そのため、SEOの知識と経験が豊富であるかどうかも、依頼前に確認しておきましょう。

4. オウンドメディアを自社で運用している

自らオウンドメディアを運用したことがないコンサルタントや会社だと、運用する現場の感覚がわからないため、実行が難しい施策や運用体制を提案されるケースが少なくありません。

また、オウンドメディアの状況を適切に判断・アドバイスすることも難しく、教科書通りの提案しかしてくれないといった声もよく聞きます。

そのため、気になる制作会社やコンサルタントを見つけたら、その会社がオウンドメディアを運用しているかも確認してみましょう。

中小企業だからこそオウンドメディアに取り組むメリットは大きい

多くの中小企業はWEBマーケティングに潤沢なリソースを用意するのが難しいと思います。
また、「良いサービスや商品を提供しているのに、なかなか認知されない」と感じることは多いのではないでしょうか。

だからこそ、オウンドメディアという方法をNomad Communityでは強くおすすめしています。
会社のホームページだけでは難しい、以下2点をオウンドメディアなら実現可能です。

  • 認知の獲得
  • サービスや商品の良さや開発時のストーリーを伝える

もしオウンドメディアへ取り組むか迷っている方は、Nomad CommunityのWEB集客相談をご活用ください。
貴社の状況や課題をお伺いし、オウンドメディアに取り組むべきか、どのような方向性のオウンドメディアが良いのか、正直にお伝えいたします。

著者

二宮 司のアバター 二宮 司 Nomad Community・代表

八王子市・立川市を中心に、累計400社以上の中小企業・個人事業主のホームページ・オウンドメディア制作・運用を支援。
自身でもWEBメディアを運用しており、検索流入だけで月間25万PVを達成。
「机上の空論」ではなく、現実的な範囲内でのベストな提案を大切にしています。
>>プロフィールを見る

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