最低限の知識だけギュッと凝縮!ホームページを自分で作る方法

「ホームページを自分で作れないかな」「制作会社に頼むとお金がかかりそうだし、まず自分でやってみようかな」という方は多いのではないでしょうか。
確かにさまざまなホームページ制作ツールがある現在、専門的な知識がなくても、見た目がキレイなホームページを作ること自体は難しくありません。
ただ、キレイな見た目のホームページが作れることと、集客できるホームページが作れることは全く別の話です。
その点もふまえて、このコラムでは、自分でホームページを作るための手順・方法・ツール選び、自分で作るべきか外注するべきかの判断基準を解説していきます。
私たちNomad Communityは、400社以上のホームページ制作・運用を支援してきました。
その中には「自分でホームページを作ったけど、問い合わせが全く発生しない」と言ってご相談に来られた方も少なくありません。
時間と労力を無駄にしないためにも、自分でホームページを作る前にこのコラムを読んでいただければ幸いです。

自分でホームページを作る前に知っておいてほしい3つのコト
ツールの使い方や手順を説明する前に、自分でホームページを制作する上で知っていただきたいことを解説していきます。
私たちにご相談いただいた、「自分でホームページを作って後から後悔した」という方の多くが、この3つを事前に把握できていませんでした。
1. ホームページ経由で集客するには、WEB集客の対策を実施する必要がある

作って公開しただけでは、新規のお客さまからのお問合せは発生しません。
当たり前ですが、ホームページをお客さまに見られて初めてお問合せや相談が発生します。
インターネット上には膨大な数のホームページが存在しており、何も対策をしなければ自社のホームページが検索結果に表示されることはほとんどありません。
有名な企業であれば、会社名で検索されて自社のホームページを見てもらえるかもしれません。
ただ、知名度がない企業の場合は、以下のような見られるための対策が必要となります。
- ホームページの二次元コード(QRコード)を記載したチラシの配布
- WEB広告
- SEO(Googleなどの検索エンジンで自社のページを上位表示させる取り組み)
- SNSからホームページへの誘導
自分でホームページを作った方の多くが
ホームページを作った後、名刺やチラシに二次元コードを入れて満足
してしまいます。
また、「ホームページ制作後、具体的に何をすればいいのかわからない」という方も少なくありません。
ホームページを作ることはあくまでスタートであり、その後の集客対策を継続していく必要があることを、まず頭に入れておいてください。

2. 客観的に自社の強みやサービスをわかりやすく伝えるのは難しい

ホームページで集客するためには「見てもらう」だけでなく、以下の情報をわかりやすく伝える必要があります。
- 自社のサービス・商品が、どんな悩みや課題を解決できるか
- 競合他社ではなく自社を選ぶべき理由(強み・差別化ポイント)
- 問合せするにあたっての不安を取り除く情報(実績・料金・よくある質問など)
ホームページを見ているお客さまは、必ず他社と比較検討しています。
その際、他社との違いがわからなければ、お問合せ・相談はしてくれません。
ただ、自社のサービスや強みを長年当たり前のものとして提供してきた経営者や担当者の方にとって、それを客観的に言語化して伝えるのは容易ではありません。
数多くのホームページを作ってきた私たちも、自分たち自身の強み・サービスをわかりやすく伝えることにかなり苦戦しました。
また、どのページにどの情報を置くか、どんな言葉を使えば伝わるかといったライティング・導線設計のスキルも必要になります。
デザインはツールで何とかなっても、「何を・どう伝えるか」という部分はツールでは解決できません。
ホームページを自分で作る場合、掲載する情報の整理をAIに相談するのもおすすめです。
3. 「自分で作る方が安い」は本当か?人件費を含めて試算してみる

「制作会社に頼むと費用がかかるから、自分で作った方が安い」と考えている方は多いと思います。
ツールを使う費用や維持費だけを見れば、確かに自分で作った方が安いです。
ただ、自分でホームページを作る場合、時間というコストも考慮する必要があります。
実際にホームページを自分で作る場合の費用を試算してみましょう。
試算する際の前提条件は以下となります。
- 月収30万円(時給:1,875円)のスタッフに依頼
- ノーコードツール「Wix」のビジネスプランを使用(2026年5月時点の料金)
- ドメインとサーバーはWixのものを使用
- 制作にかかる時間は160時間(約1ヶ月間、業務時間をフルで使う)
| ノーコードツールの利用料(年間) | 32,400円 |
|---|---|
| 制作にかかる人件費 | 300,000円 |
| 合計 | 332,400円 |
人件費だけでも30万円以上かかります。
もし中小企業の経営者や個人事業主の方であれば、もっと時給は高いはずなので、人件費はもっと高くなるはず。
その場合、フリーランスや小規模の制作会社の制作費用とあまり変わりません。
また、会社の売上を伸ばすための仕事ができないという機会損失も無視できるデメリットではありません。
「自分で作る方が安い」は、ツール費用だけを見た場合の話です。
人件費や機会損失という観点からも、本当に自社で制作すべきか検討することをおすすめします。

自分でホームページを作る3つの方法
「それでも自分でやってみたい」という方のために、ここからは自分でホームページを作るための方法を解説します。
自分でホームページを作る代表的な方法は以下の3つです。
- ノーコードツールを使う
- WordPressを使う
- HTMLとCSSでゼロから作る
HTMLとCSSでゼロから作る方法は、プログラミングの専門知識が必要なので習得に時間がかかります。
さらに、ホームページの更新にも時間がかかるため、あまり現実的ではありません。
ホームページ制作会社もノーコードツールを使うか、WordPressを使用するケースが多いです。
そのため、自分で作る場合の選択肢も、現実的には「ノーコードツール」とWordPressの2つに絞られます。
専門知識不要で簡単にキレイなホームページを作れる「ノーコードツール」

コード(プログラミング)を書かずにホームページを作れるツールの総称が「ノーコードツール」。
仕様・機能・操作方法はツールによって異なりますが、用意されたテンプレートを選んで、テキストや画像をパーツを配置する感覚で作れるため、難易度がかなり低いです。
WordやExcelなどを普段から使われている方なら、すぐに作り方を覚えられるはず。
ノーコードツールのメリット・デメリットは、以下の表にまとめました。
| メリット | ・専門知識が不要で、すぐに操作を覚えられる ・テンプレートがあるため、キレイな見た目のホームページを作りやすい ・ツールによっては操作サポートも充実している |
|---|---|
| デメリット | ・カスタマイズ性が低く、細かい調整が難しいケースが多い ・解約すると作成したホームページを、他のツールなどに引き継げない場合がある ・WordPressと比べると維持費が高くなるケースが多い |
ノーコードツールを使ってホームページを制作した場合の維持費(年間)は以下の通りです。
| ツールの利用料 | 15,000円 〜 36,000円 |
|---|---|
| ドメイン・サーバー代 | 0円 〜 5,000円 |
| 合計 | 15,000円 〜 41,000円 |
無料で利用できるツールもありますが、その場合は
- 広告が表示される
- 独自ドメインが使えない(ツールを提供している会社のドメインを使用)
といった制限がかかります。
会社や事業のホームページを作るのであれば、基本的には有料プランの利用がおすすめです。
拡張性・柔軟性が高く自由にホームページを作れる「WordPress」

WordPressとは、世界で最も広く使われているCMS(コンテンツ管理システム)です。
CMSとは、専門知識がなくてもホームページのコンテンツを作成・更新できるシステムのこと。
ホームページ制作会社が利用することも多く、世界中のホームページの約40%がWordPressで作られているという調査結果もあるほどです。
WordPressの特徴は、その拡張性・柔軟性の高さにあります。
中小企業や個人事業主の方が必要な機能のほとんどが、WordPressをカスタマイズすれば実現できると言っても過言ではありません。
また、作り方によっては、ノーコードツールのように簡単にホームページを作ったり、更新したりできます。
私たちNomad Communityもお客さまのホームページやオウンドメディアは、WordPressを利用して制作しています。
その際、お客さまご自身でも操作しやすいような形でご納品しているのですが、多くの方が操作方法や更新方法に迷うことなく、ご自身で更新されています。
WordPressのメリット・デメリットについては、以下の表を参考にしてください。
| メリット | ・デザインや機能の自由度が高い ・プラグイン(拡張機能)で、さまざまな機能を手軽に追加できる |
|---|---|
| デメリット | ・導入から構築まである程度の専門知識が必要 ・本格的なカスタマイズにはHTMLやCSSといった専門知識が必要 ・セキュリティ対策やバージョンアップなどの管理が必要 |
WordPressでホームページを作った場合の維持費(年間)は、以下のとおりです。
| ツールの利用料 | 0円 |
|---|---|
| ドメイン・サーバー代 | 15,000円前後 |
| 合計 | 15,000円前後 |
WordPressを利用する費用自体はかかりませんが、ホームページを公開するためのドメイン・サーバー代は別途かかります。
ドメイン・サーバー代は提供する会社によって異なるものの、安いプランであれば年間で15,000円前後におさまります。
ノーコードツールの種類と契約プランにもよりますが、WordPressの方が維持費は安くなるケースが多いです。
迷ったらここから検討したい代表的なノーコードツール3選
ノーコードツールの中でも、特に多く使われている3つのツールを紹介します。
各ツールの使いやすさをざっと表で比較すると、以下のようになります。
| 比較項目 / ツール | Wix | ペライチ | STUDIO |
|---|---|---|---|
| 操作のしやすさ | ◎ | ◎ | △ |
| デザインの自由度 | ○ | △ | ◎ |
| 日本語サポート | △ | ◎ | ○ |
各ツールの特徴をふまえると
- ホームページ経由の集客を考えておらず、1ページだけあれば良い方は「ペライチ」
- 操作が難しくてもデザイン性の高いホームページを作りたい方は「STUDIO」
がおすすめです。
どちらも選べないという方は、「Wix」を選んでおくと無難だと思います。
ここからは各ツールの特徴などをもう少し詳しく紹介していきますが、2026年5月時点での情報を参考にしています。
どのツールも新しい機能が随時追加されたり、料金も変わっていくので詳細は各公式サイトをご確認ください。
1. Wix(ウィックス)
Wixは、世界中で2億6000万人以上(2026年5月時点)が利用している海外発のノーコードツール。
直感的な操作でホームページを作れるだけでなく、テンプレートも豊富。
写真やアイコンなどの無料素材も充実していたり、AIが制作を補助してくれたりと、とにかく簡単にホームページを作るための機能が充実しています。
また、ECサイトや予約機能といった拡張機能も豊富です。
デメリットと言えるのは、以下3点です。
- ページの表示速度が遅い
- テンプレートを途中で変更できない
- バックアップ機能がない
ホームページを作った後にデザインを大きく変える場合、新しく作り直す必要があるのは、結構な手間になると思います。
2. ペライチ
日本発のノーコードツール「ペライチ」。
その名の通り1ページ完結のランディングページ(LP)を手軽に作れるのが特徴。
チャットサポートや個別サポートなど、サポート体制が充実しているのも安心できるポイントですよね。
デメリットは以下3点です。
- デザインの自由度はWixと比べても低め
- 20ページまでしか作れない
- SEO対策の自由度が低い
SEOのために必要な詳細の設定ができなかったり、ページ数に上限がある点を考えると、SEOに力を入れたい場合はおすすめできません。
「名刺代わりのホームページがあればいい。ホームページ経由で集客を全く考えていない」場合は、検討しても良いかもしれません。
私たちの印象だと店舗型の事業をされている方に多く利用されている印象です。

3. STUDIO(スタジオ)
日本発のノーコードツールで、デザインの自由度が高いことが最大の特徴。
使いこなせれば制作会社が作ったようなデザイン性の高いホームページが作れます。
SEOに注力するなら必須となるCMS機能もついており、ホームページ経由で集客を考えている方にもおすすめできるツールです。
ただ、Wix・ペライチと比較すると、操作が難しいため、慣れるまでに時間がかかる点はデメリット。
最低限の手順だけに絞った自分でホームページを作る手順
ツールが決まったら、実際にホームページを作る手順を確認しておきましょう。
ノーコードツール・WordPressどちらを使う場合も、基本的な流れは同じです。
これから紹介する手順は、制作までに最低限必要な作業に絞っています。
ホームページ経由の集客を考えるのであれば、他にも決めるべきことや準備しておくべきことはたくさんありますので、こちらの記事も参考にしてください。

STEP1:ドメイン・サーバーの取得

ドメインとは、インターネット上の「住所」にあたるもの。
「〇〇〇.com」「〇〇〇.jp」といったURLの末尾部分がドメインです。
ホームページのデータを保存・公開するための「土地」にあたるものが、サーバーとなります。
レンタルサーバーと契約することで、作成したホームページをインターネット上に公開できます。
ただ、Wix・ペライチ・STUDIOなどのノーコードツールを使う場合、サーバーはサービスに含まれているため別途契約は不要。
ドメインについても、サービスやオプションという形で取得できるケースが多いです。
WordPressを使う場合は、レンタルサーバーとドメインの両方を自分で契約する必要があります。
STEP2:ツール導入・構築

ドメインとサーバーの準備ができたら、使用するツールを導入・構築していきます。
ノーコードツールの場合は、アカウント登録・テンプレート選択・ドメイン接続・初期設定という流れが一般的です。
WordPressの場合は、レンタルサーバーの管理画面からWordPressをインストールし、テーマ(デザインテンプレート)を選んで設定します。
この工程は、ツールによって操作手順が異なります。
ツールごとにマニュアルが用意されているはずなので、マニュアルを参考にしながら進めてください。
STEP3:ページ制作

初期設定まで終わったら、実際にページを作っていきます。
いきなり制作を始めるのではなく、事前に以下を整理しておくと作業がスムーズに進みます。
| ホームページの構成 | どのページを作るか (トップページ・サービスページ・会社概要・お問い合わせなど) |
|---|---|
| 掲載するコンテンツ | 各ページに掲載するテキスト・写真・料金表などを事前に用意 |
| デザインイメージ | 自社のイメージに近いホームページを参考として3〜5つ選んでおく |
STEP4:ホームページを公開

必要なページができたら、公開前に以下の項目をチェックしておきましょう。
- スマホで表示したときに崩れていないか
- お問合せフォームのメールが届くか
- 誤字脱字がないか
- リンクが正しく機能しているか
- プライバシーポリシーのページがあるか
どの項目も問題なければ、ホームページを公開してみましょう。
自分で作るべきか外注するべきか、どちらの方が良い?

ここまで自分でホームページを作る方法を解説してきましたが、自分で作るべきか、外注すべきか迷っている方も多いと思います。
私たちNomad Communityとしては、以下どちらかの条件に当てはまるのであれば外注すべきだと考えています。
- ホームページ経由で集客したい
- 自分で作る場合の人件費を試算したら30万円を超える
記事の冒頭でもご説明したとおり、単にキレイな見た目のホームページを作るだけでは、ホームページ経由で集客できません。
以下2点が必須となります。
- ホームページをお客さまに見てもらうための対策
- 自社の強みやサービス内容をわかりやすく伝える
この2点までを自分で全て実施するためには専門的な知識が必要なだけでなく、対策を実施する時間と労力もかなりかかります。
ご自身の人件費を考えると、勉強しながら対策を実施していくよりも外注に依頼した方が結果的にコストパフォーマンスが高くなるケースが多いです。
自分でホームページを作るメリットがあるケースは、ほとんどありません。
制作は外注、更新・運用は自社の「ハーフ内製」がおすすめ

ホームページ公開するまでの制作は外注、ホームページ公開後の更新や運用は自分で行う「ハーフ内製」は、特に中小企業と個人事業主の方におすすめの体制です。
私たちNomad Communityも、実際にハーフ内製を前提にホームページ制作や運用サポートを提要しており、お客さまから好評をいただいております。
制作会社にWordPressで簡単に更新できるような仕様で構築してもらえば、「お知らせ」や「サービス料金」の更新や変更は簡単にできます。
更新が必要な度に制作会社へ依頼する必要もないので、スピーディかつ運用費を抑えた形で運用可能。
バージョンアップなどの管理もそこまで難しいことはありません。
また、ハーフ内製していれば、WEB集客に必要な対策を専門家にアドバイスしてもらい、実際のページ制作や修正は自社で行うことで、WEB集客にかかる費用を抑えられます。
このコラムをお読みの方も、ぜひハーフ内製を検討してみてください。
>> Nomad Communityのホームページ制作サービスはこちら
ホームページを自分で作る前にもう少し下調べしてみよう
自分でホームページを作るために最低限必要な知識を解説してきました。
ホームページ経由で集客を考えている方は、制作会社へ依頼することももう少し検討することをおすすめします。
依頼するべきか検討すべき基本的な知識は、こちらの記事にまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。

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